以下、
海外の自治体国際化フォーラムのサイトから引用
韓国中東部、慶尚北道(キョンサンブクド)の北部の中心に位置する安東市は、洛東江(ラクドガン)江が形成した山間の平野に広がる静かな地方都市である。安東市の由来は、紀元前57年に念尚導師が作った昌寧国(チャンニョグック)にさかのぼる。新羅時代には高敞郡(ゴチャングン)と呼ばれていたが、高麗時代に安東府と改名され、はじめて安東と呼ばれるようになった。
近代以後、この地域は安東郡となったが、1963年、郡の中心部が安東市として昇格した。その後、1995年1月1日、全国40カ所で行われた大規模な市郡統合の一環で周辺の郡部と合併し、現在の安東市となった。この結果、安東市は、韓国の中で最も広い1519平方kmの面積を有する市になった。
現在、安東市では、慶尚北道の北部地域の中心としての都市機能を充実させるため、道路網の拡充や豊かな水資源と電源を利用した工業団地の造成、都市開発整備などを通じ、快適で住みやすい都市づくりに取り組んでいる。
特産品として最も有名なものに、安東焼酎がある。米を3回発酵させ、深みのある香りに風味が加わり、さらりとした味わいを持つ45度の安東焼酎は、安東地方の両班家門に代々伝わってきたものであり、慶尚北道の無形文化財に指定されている。
また、朝鮮時代には宮中に献上されたこともある安東布は、地元の大麻を使い、手作りで織り込んだ麻織物である。
布目が細かく黄色がかった生地が特徴で、現在でも夏の韓服には最高の生地として珍重されているばかりでなく、布団、小物などに加工されている。
そのほかの主な産物としては、牛肉や盈徳(ヨンドク)地方でとれる鯖を塩漬けして貯蔵して安東に運んだことに由来する塩鯖がある。
国際交流分野においては、外国との交流も非常に力を入れており、日本の山形県寒河江市との交流をはじめ、アメリカのニューヘブン市と中国の平頂山市との間にも姉妹都市関係を結んでいる。
安東俊幸
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